久々の雨日が続いている。こういう時は映画とグルメに限ると、久しぶりに都会に繰り出した。
まず映画だが、ボブ・ディランの若き日を描いた「名もなき者(A Complete Unknown)」である。音楽には余り詳しくないが、1960年代から始まったフォークソングの草分けで、ジョーン・バイズとも個人的に親しかったようだ。
実は彼が初来日した1978年に、武道館で行われたコンサートに行った事がある。とある人に連れて行って貰ったのだが、知っている曲は「風に吹かれて(Blowin'in the Wind)」だけだった。それ以外はロック風で、けたたましい響きは私の好みではなかった。
ただ今回映画を見てその理由がよく分かった。彼は60年代前半から活動を開始したが、4〜5年して弾き語りからロックに転向していたのだった。映画でも突然の変わり身に、観衆のフォークファンから不評を買うシーンがあったが、それこそが今回の作品の焦点だった。
もう一つは「孤独のグルメ」である。テレビでは時々観ているが、流石に映画になるとあまり期待しなかった。処がパリ・韓国、東京を舞台にした中々の出来で面白かった。いつも思うのだが、「他人のしかも中年男性が一人で食事するのを見て何が楽しい?」と不思議であるが・・・。
そしてグルメである。今回はミシュランの星が付いたラーメン屋があるというので行ってみた。それは新宿の「黄金不如帰(ホトトギス)」である。10席ほどのこじんまりした店で、半分以上の客は外国人であった。待つ事1時間、辿り着いたその味はとても複雑であった。「孤独のグルメ」の主人公になって楽しんだのである。
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