今回の大会の注目を集めたのは10代の若手の台頭だ。ルブレフに勝ったブラジルの18歳のフォンセカや、チェコの19歳のメンシルクなど、体型もしっかりして十分世界で通用する風貌だった。彼らは若いから、疲れと怖さ知らずなのが良く分かる。
一方かつてのレジェンドが早々敗退しているも気になる。チチパスやメドベージェフ、フォンセカなどが姿を消す中、ジョコが一人残って頑張っている。
そしてもう一人、フランスのモンフィスもいた。昨日は強豪フリッツに競り勝った。緩い球にフリッツがイライラし、強打してアウトになる場面が多かった。彼は38歳、そんな老獪な戦法があれば、錦織の35歳にもまだまだ可能性が残っている。
そのモンフィス(Monfils)の名前は、読んで字のごとく「私の息子」である。テニス選手には変わった苗字の人が多く、例えば優勝候補のシナ―(Sinner)は「罪人」である。
中でも笑ってしまったのが、予選を勝ち抜いたオーストラリアのスクールケイト(Schoolkate)である。ダニエル太郎に1回戦で勝った人だが、直訳すれば「学校のケイトちゃん」になる。まさか苗字に好きだった女の子の名前を付ける訳もないだろうが・・・。
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