ビーチで写っている写真を見ると、コート・ダ・ジュールやコスタ・デル・ソールなどの雰囲気とはちょっと違う大衆的な感じがした。かつてイタリアの大統領だったベルスコーニをモデルにした「Loro(欲望のイタリア)」という映画があった。舞台はサルデェニア島だったが、アンタルヤはその(少し破廉恥な)雰囲気が似ていた。
ロシアと接するエストニア国境に、ナルバ(Narva)という町もある。ここもバルト海の有名な避寒地だったが、今ではロシア人がいなくなったので空き家だらけである。そのナルバを有名にしたのが、スウェーデン王カール12世である。彼は最終的には負けてしまうのだったが、初期の頃にその地でロシア軍を破った。
ロシア(プーチン)はこの戦いを含め、過去にナポレオンと第二次大戦のドイツに三度侵略されている。そのトラウマがウクライナ侵攻の原点になった気がする。そしてロシアは元来夏でも寒い。その寒さが西側への憧れと、閉じ込められた被害者意識に繋がっている。
ウクライナは膠着が続いている。トランプに代わるので停戦の話も出ている。朝鮮のように非武装地帯を作るのだろうか?問題を先送りするだけだから止めた方がいいと思うが、これから冬の寒さも本格化するから心配だ。
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