Saturday, 25 May 2024

「言いたい放題特権」の提案

上川外相の「女は子供を産まずして何が女性」発言が問題になった。しかし少子化の時代、「女性を鼓舞する話で何が悪いのだろう?」と思った。その上川さんを「そんなに美しくない」と形容した麻生さんの発言も暫く前に話題になった。確かに上川さんは美人ではないが、それを超えた安心感もあるから、マスコミの勇み足が気になった。

日常的に使われるフレーズから少しでも逸脱すると、切り取るのがマスコミである。お金の為だろうが、一方でその正義感が時として鼻持ちならない。

政治資金法の改正やキックバックはその最たるものだ。確かに帳簿に付けなかったのは良くない事だが、もういい加減にして欲しい。所詮政治はドロドロしたもので、ヒトはカネがないと動かない。綺麗な水には魚は住まないから、こんな事で企業献金などに影響すれば本末転倒である。 

 政治家が当たり障りない語りになると、白けた社会になっていく。無礼講が当たり前の時代に育った者にとっては、最近の風潮が歯がゆくて仕方ない。 

 そこで提案だが、政治家には「言いたい放題」特権を与えたらどうだろうか?と思っている。非逮捕特権もある位だから、強ちおかしな話でもないだろう。「在職中の政治家の発言にはペナルティーなし」にすれば、たけしのTVタックルではないが、本音トークが行き交い、国会が盛り上がる事間違いなしである。 

彼らはいずれ選挙で洗礼を受けるから、自ずと節度も出るだろう。先生の為に徹夜で待機する役人も救われるだろうし、ブラックと比喩される霞が関改革の一丁目一番地にも繋がる。

No comments: