あと二つはハワイのキラウエアとイタリアのストロンボリという。
世界には沢山の活火山があるし、国内には浅間山や阿蘇、桜島もある。何故この3つなのだろう?と不思議だったが、玄武岩製で括ったらしい。何でも「世界三大」に拘る日本人の趣味だった。
そのストロンボリ(Stromboli)は、昔イングリッド・バークマンの映画の舞台になった島である。島の漁師と結婚した女が、閉鎖的な島に我慢できず島を出る物語である。それを灼熱の溶岩が阻むという過酷な、あの清楚な女優のイメージからは程遠い作品だった。
改めて戦後のイタリアは貧しく、同じ頃に公開された「苦い米」もそうだったが、当時の日本によく似ていた。ストロンボリ島はシシリア島からフェリーで2時間で行ける。実はこの夏にまたシシリア島の旅を計画している。ロケ地巡りは魅力的だし、時間が許せば訪れてみたいと思っている。
No comments:
Post a Comment