先日、オーストラリアの市役所から封筒が届いた。何か嫌な予感がしたが案の定、罰金の請求書が入っていた。夕方に買い物に行った際、路上駐車したのがいけなかったようだ。10分ちょっと止めただけなのに、300ドル(3万円)も請求された。地球の裏側まで追ってくる役所仕事に、何か国際指名手配されたような気分になった。
ネットで調べると、詫び状を出せば許して貰えたケースもあると知った。早速「悪うございました!二度とこのような事はしません!」と長々手紙を認めて出したが、果たして結果はどうなる事やら。
旅をしていると車に掛かるトラブルは付き物だ。随分前だがロンドンで、車に戻ると車輪にロック装置が付いていた。警察で罰金を払い、パトカーに同乗しロックを外してもらったが、半日が台無しになってしまった。
クロアチアでは止めていたはずの車が無くなっていた。近くにいたタクシーの運転手に聞くと、レッカー車で持って行かれたという。レッカー場所はタクシーの運転手が知っていたので、郊外まで高いタクシー代を払って取りに行った。罰金も高かったし、まさか「レッカー会社とタクシー運転手がグル?」かと思える出来事だった。
幸い大きな事故はないが、バックしてきた車に当てられた事があった。ブルガリアの田舎町で、相手は老人だった。その日はこらから空港に向かう処で、本来なら警察を呼んで事故証明を取る処をすっかり忘れてしまった。幸い相手の運転免許書や現場の写真を沢山撮ったので、保険で全額カバーされ事なきを得た。
処でその車保険だが、レンタカーを借りると結構な額になる。だから運転マナーがいいオーストラリアではあえて掛けない事にしている。「万が一の時は大丈夫?」と友人に聞かれるが、今の処無傷で済んでいる。