Friday, 19 January 2024

ペットロスと二頭飼い

大谷選手のデコピンが話題になっている。スーパースターに人間的な温もりを感じた人は多く何とも微笑ましかった。一方、お隣の韓国では犬食禁止法が施行された。犬を食べるのは中国人と思っていたので意外だった。犬に纏わる話は、毎日ピンからキリまで尽きない。

暫く前に「Cさんの犬が死んだようだ」と誰かが話しているのを聞いた。Cさんは奥さんに先立たれ、愛犬と二人暮らしの老人である。それだけに話す話題と言えば愛犬のことばかり、同じ犬仲間として気持ちが分かるだけに心配していた。

 案の定、Cさんはそのショックで家に閉じ籠るようになってしまった。ある時偶然道端で会ったが、まだ余震は続いていたのか元気がなかった。「早く次を買ったらいいよ!」と励ましたが、「ああ、でもね」と未だ切り替えられる状態ではなかった。

 犬は家族同様というが情が移る。大体寿命は10年ちょっとだから、必ず先に死ぬ事は分かっていても、いざその時が来ると辛い。ペットロスは誰でも経験するだろうが、中には後追いする人もいると聞く。このため我が家ではある時から2頭飼いを励行していた。

 先住犬が3-4歳になると新しいのを補充して空白が出来ないようにするのだった。こうすれば万が一のショックは和らげる。ところがある時、後から来た若いゴールデンレトリバーが突然死んでしまった。胃捻転が原因で2歳だった。以来また一頭飼いに戻っている。

犬は世話が大変だがそれが励みにもなる。来年にはまた次を探そうかと思っているのだが・・・・。

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