最後はトゥ選手がドロップショットをミスして終わったが、彼は次の瞬間、持っていたボールを林の中にぶち込んだ。これには誰しもびっくりしたが、競り負けた悔しさが伝わってきた。
彼は遥々オーストラリアからやって来てこの大会では2勝もしたが、その報酬(賞金)はたった2200ドル(33万円)だった。ホテル代や飛行機代を払っても足が出る額である。改めてプロの厳しい現実と、一戦に掛ける思いも知った。
普段はジョコビッチやフェデラー、野球で言えば大谷などのスター選手しか見てないから分からないが、こうして下部大会を垣間見ると、スポーツ界の生の人間模様が見えて来る。
No comments:
Post a Comment