Monday, 20 November 2023

季節の濁り酒

先週の木曜日はボジョレヌボーの解禁日だった。季節の風物詩と思い、早速味わった。毎年「今年は出来が良く・・・」と宣伝されるが、正直味の良し悪しはよく分からない。それでも取り立ての新酒が、遥々地球の裏側から運ばれて来たか!と感慨も一入ある。

処でこの春に学生時代の仲間と中尊寺を訪れた事があった。立派な建造物に改めて日本の文化に感心した次第だが、その帰り道の一ノ関駅で買った酒がまた旨かった。酔仙酒造の「雪っこ」という濁り酒であった。

濁り酒は普通ドロドロして酵母が口に残るが、これはスッキリして実に口当たりがいい。 すっかり気に入ったので、その時は何本かアマゾンで取り寄せて飲んだ。あれから半年余り、今年もまた寒い冬がやって来た。今年の新酒も出たのでまた注文した。そろそろ届く頃なので楽しみだ。 

 同じ様に旨いと思っている濁り酒に、菊水酒造の「五郎八」もある。原酒の「ふなくち」は時間と共に味が変化するので有名だが、こちらも中々いける。暖かい鍋をつつき乍ら、冬の夜長を送っている。

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