先日、オーストラリアのパースで少女がサメに喰われたニュースがあった。その事を地元の人と話すと、「だから海では泳がないんだ!」と言われた。確かにゴールドコーストでも、ブリスベン市内の内海のビーチでも泳いでいる人を見た事がない。精々膝辺りまで浸っている程度である。
サメだけでなく、オーストラリアは野生動物の宝庫である。有名なコアラは流石に保護されているが、カンガルーは人間と共存している。ゴルフ場に行くと、家族毎に大きな木の下で涼んで暮らしいるカンガルーに出会う。なるべくボールが当たらないように気を付けている。ゴルファーが近づくと親が立って警戒するにがいじらしい。
ビックリするのはウォータードラゴンと称するカメレオンみたいな爬虫類である。突然保護色で現れるとビックリするが、結構人懐っこく逃げる事はない。クラブのが人に話すと「ああジミーね」とペット化している。
鳥に至っては物凄い種類で到底名前を覚える気にもなれない。ただ白オームの群れは圧巻である。ギャーギャーと煩く100羽近くで群れを成していて、近づいても逃げない。
オーストラリアの人は床に落ちても構わず拾って食べるし、キッチンに蟻が歩いていたりハエが飛んでいても気にする事はない。裏庭に蛇が出ても驚かない。
昔クロコダイルダンディーと言う映画があった。自然と共存しているオーストラリア男が都会に出てきて珍事を繰り広げるドラマであった。今でも広大な大地の一角で、皆んなクロコダイルダンディーをやっている気がする。
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