Saturday, 25 February 2023

不味い海外食

久々に海外に出て感じるのは、食事が口に合わなくなってきた事である。若い頃、「長年海外に住んでいた人でも、歳を取ると日本に戻って来る」と聞かされた。理由は食である。歳を取ると不思議と現地の食が受け付けなるという。

今回のオーストラリア旅行でそれを強く感じた。定番のハンバーガーは殆どソースが付いていないのでパサパサして喉を通らなかった。むしろ安いマックやハングリージャックスの方がまだマシでジューシーだった。シーフードはフィッシュ&チップスに代表されるテンプラ風が主流である。ただこれも揚げた白身に塩とレモンを振り掛けるだけで淡泊だった。

そうなると残された選択肢はチャイニーズである。今回宿泊したのが郊外の住宅地だった事もありレストランが少なかった。その代わりテイクアウトの店は結構多く良く使ったが、プラスチックの容器で持ち帰るのはやはり味気がない。オーダーはいつも無難なシンガポールヌードルである。一人前の量が日本感覚の倍でかつ値段も高かった。 

ショッピングセンターには必ず巻き寿司のコーナーもある。一度試したが、これも作り置きの時間が長いせいかグニャグニャしていたし、やはり中国人の握る寿司は何か気持ち悪く以来二度と食べる気になれなかった。

かくして帰国すると醤油モノ、取り分けラーメンが急に食べたくなる!これは今に始まった事ではないが、特に今回その反動は大きかった。現地の食事が受け入れられないと旅も段々詰まらなくなる。そろそろ海外の旅も終わりに近づいて来たのかもしれない?ふとそう感じたのであった。

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