この寒さはシベリア程ではないが、ビール瓶を外に置けば凍って破裂してしまう。ただ家の中は暖かいし移動も車のため、人々の服装もダウンジャケットの下はTシャツといった軽装の人が多い。ところが暖房が止まってしまうと話は別である。その時も凍死したニュースをよく聞いた。
随分前になるが、冬の山荘で薪だけで過ごしてみた事がある。家の中でも吐く息は白いし、沢山着込んで薪を焚いても焚いても寒さは凌げなかった。最後は近くの温泉に入って体を温め直した記憶があるが、その薪の量は半端ではなかった。
例えば丸一日薪を燃やし続けた場合、その量はちょうど人の背丈ほどになる事が分かった。それを準備するのも、大木を倒し輪切りにして何年か寝かし、最後は斧で割ってと時間と労力が掛かる。スキーと同じで、滑り下りるのは一瞬だが、山頂に辿り着くまで物凄い時間とお金が掛かるのだ。
ウクライナの人もそんな蓄えもないだろうし、一体何で暖を取るのだろう?ユニクロのヒートテックや暖パン、練炭やこたつ冬山用品など、日本も緊急援助しなくては!
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