そのマリア・カラスをドキュメンツ風にした映画「私はマリア・カラス(Maria by Callas)」が暫く前に上映された。観る機会を逃していたら、先日アマゾンプライムでやっていた。ギリシャ彫刻を思わせる美貌と、人の心に突き刺さる歌声は正に世紀の歌姫で、改めて彼女の魅力に惹かれたのであった。
ただ一方で私生活には恵まれず、長年親交のあったオナシスがJFKの未亡人ジャクリーヌと結婚したのはショックだった。それも本人に言わせれば新聞で知ったというから猶更であった。53歳の若さで亡くなったのも、そうした心労があったのかも知れない。
先日も石田純一氏の元妻、松原千明さんがハワイで亡くなった。こちらも途中から私生活には恵まれなかったようだった。華やかな表舞台とは裏腹に、やはり「女の幸せは男次第」に思いを馳せたのであった。
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