式は2時間以上も続いた。途中トイレに席を立つ要人もなく、棺を背負う衛兵が落とさないか、ハラハラして観ていたが無事に終わってよかった。数日前に棺の警備をしていた衛兵が、疲労と緊張でバッタリ倒れたハプニングがあったので心配だった。
これを機に、英国ではお札やコインの肖像が変るらしい。パリでも昨日、地下鉄のジョルジュサンク(George V)駅の名称がElizabeth IIに変更された。エリザベス女王はダイアナの死に冷ややかだったと、フランスでは人気が今一だったが、それももう過去の話になったのだろう。
ともあれ凋落の続く英国だが、昨日だけは「まだまだ世界の中心」という存在感があったのではないだろうか。
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