それにしても中国共産党の思想・情報統制は凄いものがある。ITが進化しているから、益々コントロールは盤石となっている。昔から中国人と話しても全くつまらなかった。本音がなく綺麗ごとばかり並べるからだった。その内何か馬鹿に見えて来たが、今から思うと長年培われた保身術だったのだろう。
その「馬鹿」の語源について、最近出た百田尚樹氏の「禁断の中国史」で紹介していた。それは始皇帝の死後に頭角を現した趙高という男の話である。ある日彼は鹿を連れてきて、臣に「これは馬だ!」と言った。「お前はどう思う?」と臣に聞き、「いやそれは鹿です」と応えた者を後で処刑したという。忠誠の首実検だったようだが、今でもきっと同じ様な事をやっているのだろう。
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