昨年8歳で死んだゴールデンレトリバーはその典型だった。大人しくて置物のようにじっとしている犬だった。普段は呼んでも来ないが、エサの音がすると立ち上がってやってくる。それがある時突然元気がなくなった。大好きな散歩も嫌がり、2カ月ほどして電池が切れるように息絶えてしまった。暫くは毎日、写真ばかり見ては懐かしんだ。所謂ペットロスになってしまった。
そんな話をやはり犬仲間のCさんにした。Cさんは奥さんに先立たれ愛犬と二人暮らししている。ただその愛犬も17歳、もういい歳である。そんなCさんを見て「そろそろもう一匹飼ったらどう?」と話した。「そうだな?でも俺も歳だから新しいのが来ても、俺の方が先に逝っちまうよ!」と尻込みする。「そんな事心配しちゃ駄目だよ!新しいのが来れば又変わるから!」と言ったものの、その後どうなったのだろう。犬は可愛い分、付き合い方も大変だ。
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