最大のオチはその犯人像であった。フルーメイソンの最高位を継ぐスミソニアンの館長の家族が何者かに命を狙われるが、最後に犯人は死んだはずの息子だと分かる。勘当同然の不祥息子が、親の秘密を暴きに戻って来たのであった。
読み終わってふとマッカーサー元帥を思い出した。あの英雄にも一人息子がいた。ただ親父が余りにも有名だったが為に、成人するとNYのソーホーに消えたという。何方も偉大な親を持つ悲劇であった。
本の中に黄金比率の話が出て来た。1:1.618の究極の美比率である。ダビンチのモナリザの顔の縦横、ピラミッドの床と側面積、螺旋階段などに古くから使われている。
ラングドン教授によると、ヒトのヘソから足元と身長、又肩から指先と肘から指先までも黄金比率という。早速巻尺を持って来て測ってみると大体合っていた!身近な謎解きはトレビアであったのだ。
No comments:
Post a Comment