あれから未だ一週間も経っていないのに、世の中が大きく変わった気がする。昨日は葬儀が営まれた。テレビで見ていたが、増上寺から永田町を経て桐ケ谷斎場までの沿道に多くの人が詰めかけていた。改めて国民に愛された指導者だと思った。
会場ではご自身が奏でる「花は咲く」が流されたという。それを聞いて早速Youtubeで見てみたが、安倍さんがピアノを奏でるとは知らなかったので驚いた。震災を想う曲がまさかご本人を偲ぶとは想像もしなかっただろうが、そのお人柄が伝わって来るようで感動した。
ピアノは子供の頃に習ったという。元より生まれと育ちには恵まれた人だったので、これも自然の才能だったのだろう。そんな処が好きな人と嫌いな人に極端に分かれたらしいが、人の好さと品格、ユーモアを兼ね備えた稀有な政治家であった。
安倍さんには「桜を見る会」で何度かお目に掛った。未だに何が問題だったのかと思うが、芸能人や各界の著名人、各国の外交官など華やかな中心に安倍さんは良く似合った。いつも挨拶の終わりに即興の一句で華を添えた。「風雪に耐えて5年の八重桜」をにこやかに謳っていたのを思い出した。
ご冥福をお祈りすると共に、長らく日本のリーダーとして頑張って来られた事に改めてお礼申し上げたい。
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