当日は電車を乗り継ぎ、昼過ぎに竹芝の東京ベイに着いた。友人夫妻は既に着いていて、アフタヌーンティーを楽しんでいた。「いやいや遅くなりまして」と挨拶方々、早速お菓子やサンドウィッチにありついた。ただそんな時間にお茶を飲む習慣がないので、何か落ち着かない。
部屋でちょっと休むと夕食の時間がきた。今度はビュッフェスタイルだった。料理は軽食に毛が生えた程度で大した事は無かったが、ビール、ワイン、シャンパンが飲み放題だったのが有難かった。お蔭で結構飲んでしまい、翌日はアルコールが頭に残った。
部屋は広くて快適だった。何より暖かいのがいい。日頃隙間風の家で寒さに震えていることを思うと天国であった。眼下に東京湾とレインボーブリッジが見え、夕陽が沈むシルエットは美しかった。
こうして過ごした年初の高級ホテルだった。当初は夜こっそりホテルを抜け出して浜松町に蕎麦でも食べに行く羽目にならないかと危惧していたが、そこまで酷くはなかったもののやはり何かしっくりこない。ただ帰り際に友人の奥さんが「私こうして食事を作らなくていいのが嬉しくて!」を聞いて、変に納得したのであった。
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