Sunday, 5 December 2021

病原体仮説のウソ

日本では沈静化しているコロナ感染だが、ヨーロッパでは又急拡大が始まっている。1日の感染者がドイツやフランス、英国でも4〜5万人も出ているという。ワクチンを打ったのにどうして中々収まらないのだろう?日本でも三回目の接種が始まろうとしている矢先、本当にワクチンは有効的なのだろうか?と、疑問を持ち始めている人は多いと思う。 

その感染源だが、実はワクチンを接種した人の体内から出る飛沫という説がある。知人のHさんが薦めてくれた「ワクチンの真実」という本で、著者は奈良医科大を出た医師である。それによると最近話題になっているブレークスルー(すり抜け)も、犯人はワクチン接種者という事になってくる。

確かにファイザーやモデルナの大手製薬会社がほぼ世界を独占している点も変だし、政府が必死に接種を推奨するのも気持ち悪い。またCDC(アメリカ疾病予防センター)やファウチ氏のアレルギー感染病研究所という公共の機関が、本来チェックすべき大手製薬会社と一体となっている構図も気掛かりだ。本ではCDCをして「狐がニワトリ小屋の見張りをしている」と評していたが、新薬の治験なんて何でもありみたい世界が透けて見えて来る。 

それにしても、こうしてワクチン行政を批判するのは本当に勇気がいる。思い出すのは60年代に流行った公害である。当時それに立ち向かったラルフ・ネーダーや東大の宇井純氏は、政府・企業に真っ向から挑戦した孤高の人だった。その宇井氏は助教授のまま据え置かれたし、今でも原子力の専門家で原発行政を批判している京大の小出裕章助教もそうだ。つくづく既存の体制と向かい合うにはそれなりの覚悟が要ると思うが、声が大きくならない理由もそこにあるのかもしれない。

今のワクチン理論は、パスツールやコッホから始まる「病原体仮説」がベースという。所謂ヒトの体内に病原菌を挿入して抗体を作る方法である。ただそのパスツールも死ぬ直前に、「病は人が置かれている気候、衛生、ストレスなど環境から来るもの」と、その病原体仮説の過ちを認めたという。何が本当なのか素人には本当に分からないが、一つだけ思っているのは「もう三回目は勘弁して欲しい!」。

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