松山選手が遂にマスターズで優勝した。一時は2位に5打差があったので途中まで楽勝かと思っていたが、終わってみれば1打差の辛勝であった。終わってからのインタビューで「緊張していた」と話していたが、彼みたいな人でも固くなるのか思った。大変な快挙に、解説の中島常幸などの歓喜の声を聞いている内に目頭が熱くなってきた。
勝因は3日目に大きくスコアを伸ばした事が大きかった。ただ運も味方した。最終日のサンデーバックナインに入った13番パー5で、ティーショットが大きく左に曲がり林に突っ込んだ。幸いボールは木に当たりコースに出て来た。それもグリーンを直接狙える好位置だった。そして打った第2打、今度は飛び過ぎてグリーンをオーバーした。あわやツツジの茂みに突っ込む手前で跳ね返り戻って来たが、入っていればアンプレアブルで2打罰となる処だった。ここをバーディーにしたが、その後15,16,18番でボギーになったので、この2つのラックが無ければ勝てなかったかも知れない。
オーガスタは前週に女子アマで、やはり日本人の高校生が優勝した。一昨年の全英の渋野といい、日本人選手の頑張りに嬉しい限りである。
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