Tuesday, 28 December 2021
ソ連崩壊と入植者の困窮
Sunday, 26 December 2021
サンソン処刑人
Friday, 24 December 2021
ヴィンチ村の旅
Saturday, 18 December 2021
会津のローマ市民碑
Monday, 13 December 2021
アラモの日本人石碑
Friday, 10 December 2021
アメリカに残る日章旗
Tuesday, 7 December 2021
真珠湾から80年
Sunday, 5 December 2021
病原体仮説のウソ
Monday, 29 November 2021
ワクチンで殺される?
Thursday, 25 November 2021
ウィンザーノット
Monday, 22 November 2021
モンテネグロのハイウェー計画
Saturday, 20 November 2021
COPと原子力発電
Tuesday, 16 November 2021
女系天皇とフグ田王朝
Monday, 15 November 2021
軽石とストロンボリ島
Monday, 8 November 2021
ヒロヒトコイン
Saturday, 6 November 2021
不倫と毛思想
Thursday, 4 November 2021
中国人の団体ハイカー
Sunday, 31 October 2021
裏銀座と六本木
Wednesday, 27 October 2021
ショパンとポーランド
Saturday, 23 October 2021
振顫譫妄症ビール
Monday, 18 October 2021
ユダヤ・コレクション
今から8年ほど前だったか、ミュンヘンのアパートで大量の絵画が発見された。戦時中にナチが略奪した物で、その数は1200点、額にして10億ユーロ相当もあった。隠匿者の老人は長年その作品を売っては生活の足しにしていたという。
ナチの盗んだ絵画は今でも10万点以上が行方不明と云われる。背景にはヒットラーが画家志望であった処から、将来オーストリアのリンツに大美術館を建設する夢を持っていたとか、ゲーリングがその向こうを張って美術収集に凝ったとか色々な説があるが、いずれにしても国家ぐるみの事業だった。
バート・ランカスター演じる映画「大列車作戦」は、こうした移送を阻止する鉄道レジスタンスの話だったり、「ミケランジェロ・プロジェクト」もその手の類の作品で、宝探しのような感覚があるのだろうか、未だに数多くの小説・映画で取り上げられている。Saturday, 16 October 2021
ユニークな子供達
Thursday, 14 October 2021
No Time To Die
Tuesday, 12 October 2021
カウラのイタリア人
Monday, 11 October 2021
ガリポリの映画
Sunday, 10 October 2021
オーストラリア人とガリポリ
Tuesday, 28 September 2021
子供の友達には気を付けて
Saturday, 25 September 2021
コマネチの故郷
Tuesday, 21 September 2021
ラドカヌとルーマニア
先日の全米オープンテニスで、女子は18歳のラドカヌ(Radocanu)選手が優勝した。予選から勝ち上がり、本戦も全てストレートで勝ち、思いっ切りのいいショットと疲れを感じさせないプレーに若さを感じた。英国選手としては、バージニア•ウェード以来の快挙という。
ラドカヌの父親の場合はどうだったのだろう?子供の頃はチャウシスク時代で多くの悲劇があった。人口増加策で親のない子供が街に溢れ治安が悪化したり、独裁の煽りで亡命も増えた。体操のコマネチもその1人だった。母親もどう言う事情で中国を出たのだろう?テニス選手はシャラポワやラオニッチ、嘗てのアガシやサンプラスもそうだが移民が多い。プレーも去る事ながら、波瀾万丈の軌跡の方が気になる。特にルーマニアのイメージは薄暗くて不気味なだけに、ドラキュラのように想像力を掻き立てる不思議な魅力がある。
Saturday, 18 September 2021
崇徳天皇の怨霊
Thursday, 16 September 2021
言霊信仰って?
Monday, 13 September 2021
カジノと横浜
Saturday, 11 September 2021
眞子様とメーガン妃
Sunday, 5 September 2021
武将の末裔
Thursday, 2 September 2021
やくざと現金の町
Wednesday, 1 September 2021
アフガンは遠い国
アフガニスタンから米軍が撤退した。カブール空港に押し寄せる群衆を見て、切羽詰まった緊張感が伝わってきた。各国の救援機の中に日本の自衛隊機も行ったが、結局まだ500人もの日本人が取り残されていると聞き心配だ。それにしてもイランやかつてのベトナムもそうだが、米軍の撤退には多くの人の命が掛かっている。
そんな事を友人のМさんと話していると、「タリバンは怖いよな!後藤健二さん殺害の時のオレンジ服が忘れられないよ!」と言うので、「それってイスラム国(IS)じゃないの?」「そっかー!でもオサマ・ビン・ラディンも死んだし、今は誰が指導者なのだろう?」「オサマはアルカイダじゃなかったけ?」と話がかみ合わない。そもそもタリバンとIS、アルカイダの違いもよく分からないし、アフガニスタンの国が地図上どこにあるか聞かれても答えられない。Monday, 30 August 2021
陸奥爆沈の犯人探し
その時は周防大島から四国に渡り、紫電改が海から引き上げられ現存していると言うので併せて見に行った。場所は宇和島の南の愛南町という辺鄙な町だった。暫く前にやはり吉村昭氏の「海の鼠」という短編を読んでいたら、舞台は近くの日振島という島だった。大量発生した鼠と格闘する話で、最初は鼠カゴから始まり、パチンコ罠、黄燐剤、酢酸ナトリウム、最後は天敵の蛇まで繰り出し駆除を試みるが効果はなかった。ただある時少し減ってきたかな?と思って海を見ると、何と鼠の集団が食料を求め海を泳いで隣の島に渡っていたのであった。
鼠も去る事ながら、どこまでも追い続ける刑事みたいな氏の執念を又感じたし、こんな所に住んでいる日本人の知られざる姿に接したのである。
Sunday, 29 August 2021
ノルマンジー上陸のロケ地
今まで何度訪れたか、ノルマンジーは史上最大の作戦の舞台として歴史を彷彿させてくれるお気に入りの場所である。激戦となったオマハを初めて、橋桁の残骸が残るアロマンシュの入江、フランスコマンドが急襲したウィストレーハムの港、英国コマンドがグライダーで突っ込んだペガサス橋など、当時のまま残っているからマニアにはたまらない。加えて記念館も多く、ドイツ軍の砲台トーチカ跡を見ながら、想像力を更に掻き立ててくれる。
その為、映画「史上最大の作戦」の多くはその現場を使って撮影された。ところが最大の見せ場であるオマハビーチの上陸シーンは、レ島で撮影されたと聞いて見に行った事がある。レ島はボルドーの北に位置するラ・ロッシェルから地続きで渡る事が出来る。夏のこの季節は避暑と名物の牡蠣を求めてごった返しているが、普段は正に映画に出てくる長い白浜が続く静かな島である。その時は上空から撮ったシーンと重ね合わせた後、ラ・ロッシェルの方がユグノー派を包囲した場所として有名なので、町に引き返した記憶がある。
フランスの島は歴史がギュッと凝縮されていて、自然も手付かずだから本当に美しい。ブリュターニュ地方のカルナックは古代の列石で埋め尽くされていて、英国のストーンヘンジの比ではないのに驚く。ナポレオンの生地コルシカ島にもモアイのような立像遺跡が残っていたり、そう言えば有名なモン・サン・ミシェルも島である。またいつかビスケー湾の小島巡りをしてみたいと思っている。