フェデラー選手は、言わずと知れた世界のテニスファンの憧れである。そのテニススタイルは、力みがないから本当に美しいし、攻撃的なプレースタイルはプロの本質を見る。人間的にも、若い時から支えているアナ夫人との間に双子2組の子供に恵まれ素晴らしい人生を送っている。何よりインタビューなどから伝わってくる人柄がいい。正にテニス界のボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)である。
そんな彼の過去の対戦や、ナイキのコマーシャルなどのYoutubeが何とも面白いから良く探しては見ている。最近は「フェデラーへの73の質問(73 Questions with Roger Federer)https://www.youtube.com/watch?v=nd5--EqzLPY」を見付けた。録画は昨年のウィンブルドンの2日前である。聞いていると、「何故両手バックハンドにしないのか?」は「当時のエドヴァーグやサンプラス、ベッカーがシングルバックハンドだった」とか、「コーチに何て注意されるの?」は「ボールは2バウンドさせるな!」とか、「印象深いウィンブルドンは?」は「2003年の初優勝と、2009年のロディックに3回決勝で勝った事」など尤も答えばかりだが、不思議と新鮮に聞こえてくる。英語のヒアリング能力が駄目なのか?大事なショットは?フォア、スライスと応えていたが、正確にはフォアのスピンとバックのスライスではないかと思ったり、又好きなファッションのTom Fordも、馴染みがないブランドだった。
ともあれ言葉もスイス独、独、仏、英の4か国語を流暢に話すし、、明るく陽気でシャイな優しい人柄がファンを引き付ける魅力と改めて分かった。「サービスはどう打つの?」の問いに、「Up & Jump」とさり気なく言われると、そうかトスを高く上げてジャンプか?と魔法が伝わってきた。出来るだけ長くプレーを続けて欲しい。
No comments:
Post a Comment