ハリー王子とメーガン妃の王室離脱が話題になっている。英国通のKさんが、小さな声で「イギリス人は黒いのが嫌いだからね!」と言っていたが、思い出すのはダイアナ妃の事故である。当時、エジプト人の富豪でハロッズのオーナーの息子と付き合っていた。パリのトンネルで事故死した時も彼が同乗していた。一説ではダイアナ妃は彼の子供を身籠っていたとも言われていたので、当時は殺されたと噂が立った。生まれれば、英国ロイヤルファミリーにイスラムの血が混じる事になったので頷けた。007の国だから、あってもおかしくない話である。
今回の騒動でよく引き合いに出されるのが、世紀の恋と言われたウィンザー公である。2度の離婚歴のあるアメリカ人女性(シンプソン夫人)と、王位を捨てて結婚した人である。メーガン妃も離婚歴があるから似ている。暫く前に、「歴史の証人 ホテル・リッツ(The Hotel On Place Vendome)」を読んでいたら、ウィンザー公夫妻の結婚後の生活振りを紹介していた。戦争を挟んでフランスに住んでいた二人は、パリでホテルリッツに泊まりよくパーティーを披いていたという。戦後、英国王ジョージ6世が死んだ時、また国王に復帰する工作もあった。ただそれを拒んだのが、妻ウォリスの浮気だった。アメリカ人富豪と密会を重ねる妻に、夫は見て見ない振りをして悩んだという。
今回も王子は奥さんに振り回されている感じがする。王室を捨ててまで取った奥さんだが、将来ウィンザー公のようにならなければいいが、余計な心配をしてしまう。
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