内閣の「桜を見る会」が炎上している。桜を見る会には、安倍首相の後援会ではないが、とあるご縁で何回か呼んでもらった事があった。まだ開門前の新宿御苑を貸し切り、朝の清々しい空気の中、広大な芝生に映える八重桜は本当に美しい。参列者は議員の後援会の人が多いのだろうか?地元の先生を見つけては写真撮影の輪が出来る。各国の大使館員や武官が民族衣装や軍服に身を包み、国際色も豊かである。多くの人のお目当ては、芸能人の一角である。毎回その顔触れは代わるが、テレビで見るスター達が会に華を添えている。
今回の騒動の印象は、二階幹事長が「何が悪いの?」と言っていたが、その通りだと思っている。選挙で選ばれた時の政権が、関係者を招待するのは当然である。共産党が税金を使って飲食を提供すると言っていたが、量と数が限られているのだろうか、今まで一度もあり付いた事がない。そもそも早朝の7時台にお酒なんて飲む人はいない。呼ばれない人には不公平感もあるかも知れないが、こんなに注目されるまで話題にもならなかった。
その会である時、菅官房長官が立っていたので、一緒に写真を撮ってもらった事があった。最後は握手して別れたが、時の権力者と身近になると気分が高揚するものだ。つい口から「応援してます!」が出てしまった。「お国の為に命を捧げて頂けますか?」と言われて、「ハイ」と応えてしまうのはこういう事か?と思った。普段は雲の上の世界がグットと近くなる、まして桜は日本のシンボルだ。そんな行事だからこれからも続いて欲しいが・・・。
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