Thursday, 12 September 2019

煙草を吸う女

馬齢も重ねたので、そろそろ本音を語ってもいい歳だろう。実は昔から嫌いなものが3つあった。その第一が電信柱である。電信柱は電気を送ってくれので有難いが、家の上を電線で張り巡らせるから空を奪われる気がする。どうして今どき地中化が出来ないのだろう?住宅街は元より、商店街は電線が建物を覆っている光景が日常化している。もしも電線が取り除かれれば、姿はむき出しになるから自分の家を綺麗にしようとするものだ。電柱が今日まで残って来たのは、偏に電柱を作る電力ファミリー会社の維持のためである。いみじくも先日の台風で停電が続く千葉県、あれから4日も経ったのに未だに30万世帯に電気が届かないという。その原因は電信柱の復旧が出来ないから言うから、今更とんでもない話である。地中化の話は昔からあったし、それを無視したのは電力会社の責任は大きい。原子力だけでなく、電力会社にやるべき事はまだまだ沢山あるのだ。

2番目はタバコである。今までレストランやバーでタバコの煙に我慢してきた。最近でこそ、オリンピックを控えて東京都が禁煙対策に乗り出し、それはとてもいい事だし、一方で喫煙率も今では確か20%を切ったと言うから風は正にフォローである。そのせいか、以前は路上で吸っている人を注意すると「何でだ?」と怪訝な顔をされたが、最近では歩きタバコの人も少なくなり、人々が時代の変化に敏感になっている事が分かる。永年路上の捨て煙草を、「何でこの俺が?!」との思いで掃除してきた者の怨念が、今になってやっと天に通じて来た。

3番目は、その煙草を吸う女である。煙草を吸う女はどこか擦れて曲がっている!煙草で何とかバランスを取らざるを得ない!女には何か辛い過去があった事は容易に想像できる。ただそんな同情を通り越し、子供を身籠る属性から到底許せる事でない。女性と言うと兎角、香水の香りとミルクが漂う柔らかいイメージがあるが、煙草の臭いを嗅ぐと突如真逆な人になってしまう。以前、松たかこという女優がタバコを吸っていると暴露されてから、彼女のイメージは一変した。況やヤマザキパンは食べる気がしなくなった。女性の社会進出はいい事だが、働くがあまりストレスが高じて煙草に手を出す女性が多い。男女均等もいいが、子供を置いて外でタバコを吹かす姿に明日があるとは思えない。

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