Wednesday, 21 August 2019

プロは汗かかない

全英オープンで優勝した渋野選手を一目見ようと、軽井沢72で披かれた大会に行ってみた。猛暑の中、2日目だったが物凄いギャラリーが詰めかけていた。殆どは中年の男性で、周到に椅子と食べ物を準備した熱烈なファンだった。そのせいかマナーがいいのに驚いた。声を出す人はいないし、勿論写真も撮らない。

渋野選手と一緒に廻ったのは、同じ世代の原英莉花と笠りつ子だった。原選手はスラっとしたスタイルで華があった。一方笠選手はクラブのママさんみたいな雰囲気で、親衛隊らしきおじさんグループが付いていた。初めて直に見るプロに、改めてショットの正確さに感心した。グリーンを捕えるボールはあわやオーバーするかと思いきや、スピンが掛かってピタッと止まる。それも3人が3人ともピンから5m以内に乗るから流石だ。またドラーバーが真っ直ぐ飛ぶ。スライスして森の中に入る事もないし、当たり前だがチョロもない。

試合は最終日の最終ホールで渋野選手が3パットし、優勝は成らなかった。それでも十分楽しめた。テレビで見ているより、直に見る女子選手はとても小さかった。ファッションのセンスがなかったり足が太くて短いと、女子選手はハンディーを負う事や、暑いのに誰一人大汗をかかないから化粧落ちも無い事も分かった。ただダラダラと歩き続けると結構疲れるものだ。半日で早々に引き揚げた。

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