Tuesday, 18 June 2019

空母いぶきの映画

先週、ホルムズ海峡で日本のタンカーが襲撃された事件があった。アメリカはイランの仕業だというが、日本の首相とイランのトップがあっている時に日本の船を狙う事なんてするのだろうか?どう考えても不自然だ。ひょっとしてCIAが絡んでいるのではないか?そんな事が真っ先に頭を過った。時あたかも中東に1000名の増兵をしようとする矢先である。緊張の高まりは派兵の大きな後押しになる。特に今回、東海岸の軍事施設を見るにつけ、「そこで働く人達の雇用維持には戦争が不可欠」を実感した事もある。

そんな折、今上映している「空母いぶき」を観に行った。映画はフィクションだが、尖閣諸島に中国が突然攻め込んで来るというシナリオである。戦闘シーンは迫力があり、当たり前だがミサイルが発射されれば、あっという間に飛んで来るものだった。また飛行機や潜水艦の数が大きく劣ると、戦う前から勝敗が決まってしまう。そんな現実を突き付けられたようだったが、如何せん俳優が酷かった。前評判で酷評されていた佐藤浩市はやはり三流役者だったし、緊迫した事態なのに悠長に構えていて、見ていて歯痒かった。

映画では、最後は安保理事国の潜水艦が出動して仲裁するのだが、実際はアメリカに頼るしかない。法の整理も早くしないと・・・。

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