Thursday, 11 April 2019

お札の不思議

ある時期、お札のデザインに凝った事があった。有名なのは、1ドル紙幣の裏に描かれるピラミッドである。13段の階段の頂点には、フリーメイソンで使われている「プロビデンスの目」が睨みを利かせている。その目を頂点とした六芒星を描くと、各頂点がM・A・S・O・Nを指すことから、アメリカの紙幣はフリーメイソンが支配している暗号らしい。確かにFRBの株主はロスチャイルド銀行など純粋な民間銀行だから、そこが発行する紙幣ならあり得る話である。

日本の千円札も面白い。野口英世の顔が左右非対称で、真ん中で折ってみると、全く別人だと分かる。左は本人で、右はユダヤ人だと言う。裏の逆さ富士も、良く見ていると確かに湖に移っている山は富士山と少し違う。識者によると、それはモーゼが十戒を授かったシナイ山だという。そう言われると違って見えて来るから不思議である。また裏から透かしてみると、野口英世の目が富士山の頂点に掛かっている。正に1ドル紙幣の「プロヴィデンスの目」と同じ構成である。

1万円札にも六芒星があったり、裏から透かすと福沢諭吉の目が鳥に重なる。5千円札の樋口一葉も、透かした顔は男のようで表とは別人に見える。そもそも発行する日本銀行は、政府が55%の出資で、残り45%は未公表の株主である。FRB同様に、紙幣にはその残りの人達の意図が働いている気がする。ともあれ新札の出来が今から楽しみだ。

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