犬が騒ぐので出てみると、飛べなくなったハトが庭にいた。抱き上げてみると、お腹の辺りに小さな外傷があった。雨も降ってきそうなので、取り敢えず軒先に置いて様子を見ることにした。ところが暫くして戻ると、カラスに無残に食いちぎられ、辺りに羽が霧散していた。油断も隙も無いとはこの事だが、ハトが可哀想でならなかった。そんな話をある人にすると、「そりゃそうだよ、カラスは喰う事と生殖だけを考えているからな・・・」と、あっさり片付けられた。
朝のゴミ出しでもカラスの被害が続く。道路に飛散する生ごみは見るに絶えない。ゴルフ場もそうだ。止まったカートに群がり、バックの中の食べ物を持って行く。そんな憎きカラスだが、役所に「どうして駆除しないのか?」と聞いても、「鳥獣法があるので捕獲出来ません」という。百害あって一利なし、いくら自然界の事とは言え、こればかりは法律がおかしい気がする。
ところが日本サッカー界のエンブレムは、何とこのカラスがモチーフになっている。八咫烏(ヤタガラス)で、何やら神武天皇を大和国に導いたと云う。しかし今の時代には全く馴染まない。もっと他に隼とか鷹とか強そうな鳥はいるはずだ。誰が考案したのか知らないが、センスが疑われる。
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