Thursday, 6 December 2018

Bohemian Rhapsody

「ママ、人を殺してしまったよ!撃ってしまった、人生が始まったばかりなのに・・・」、そんなショッキングなセリフで始まる歌、ボヘミアン・ラプソディー(Bohemian Rhapsody)をテーマにしたクイーン(Queen)の映画を観た。門外漢だったので今まで知らなかったが、中々聞いてみるといい曲だし、フレディー・マーキュリー(Freddie Mercury)の人生も興味深かった。

フレディーはホモだったことは知っていた。正確にはバイセクシュアルだったようだが、何か気持ち悪くて、今まで聞く気はしなかった。しかし、生れは堅実なインド人の家庭だった。調べてみると、Parsiというペルシャ系インド人だったようだ。映画では子供頃にパキスタン人のパキ(Paki)と呼ばれていたので、ひょっとして今のパキスタンなのかも知れない。生れ育ったのはアフリカのタンザニアだったから、物心付くまでの環境はとても想像し難い。その彼が音楽を始めのがロンドンだったが、歌に自身のルーツを持ち出す事はなかったようだ。確かに歌のタイトルのボヘミアンも今のチェコである。タンザニアラプソディーでは、人の心は打たないからだろうか?将又自身の過去と決別したからだろうか?その辺は分からないが、彼の曲が死んでからヒットしているのと何か関係がありそうだ。

映画の後半で、分かれた妻が彼のコンサートに来るシーンがある。一緒に連れ添ったのは新しいパートナーで、その時には妊娠していた。その彼女に向かって彼は祝福する。彼の横にはホモのパートナーがいて、4人が肩を並べていた。その光景はちょっと理解し難かったが、芸術家ならではの関係だろうか?45歳の若さでエイズで死亡、ゾロアスター教の教義で火葬に伏したという。

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