最近、ゴディバ(GODIVA)の会社が売りに出された。日本の商社などが触手を延ばしているらしいが、今保有しているのはトルコの会社である。GODIVAはベルギーの会社だと思っている人は多いと思うが、あのゲラン(Gaylian)のチョコのオーナーも韓国のロッテだったり、調べて見ると資本と生産は全く別物と言う事が多い。
そう言えば、高級ゴルフクラブのHONMAも随分前に中国の会社になったり、最近ではシャープが台湾の会社になった。ロンドンのハロッズ百貨店も転売を重ね今ではカタールの会社だし、パリのインターコンチネンタルホテルも、やはりカタール資本だ。吉野家の牛丼がアメリカ牛と中国野菜を思えば、左程驚く時代ではないのかも知れないが、やはり実態を知ると複雑な気分になる。
それにしても、高級チョコはベルギー王室のスウィートのイメージがある。食べて良し、貰って又良し、至福の時にイスタンブール産とか韓国産だと知ると、露店やキムチの臭いが混ざってくる。つくづく食はデリケートで、知らない方が幸せな時もある。
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