Friday, 7 September 2018

ピルスナーのビール

チェコと言えばビール、それもピルスナーは世界一の味である。どれを飲んでもホップの味がして、それでいてスッキリしたのど越しである。今回は有名なPilsnerはじめ、Budweiser,Svijany,Krusoviceの4つの醸造所を訪れた。どこも麦芽のいい香りが工場を包んでいた。それにしても、あの透き通ったような水はどこから来るのだろう?兼ねがねそんな疑問を持っていた。しかしBudweiserの工場を見学した時、係りの人が、「200mの地下水を汲み上げているのです」との説明を聞いて納得した。川の水を使っているのかと思っていたが、自然に濾過され純度が高い水がその秘密だった。

毎日200~300km、それも狭い一般道を走るので結構緊張するドライブだった。夕方その疲れを癒す冷たいビールは格別だ。それも行く先々で次々と違った銘柄が出て来るから飽きない。日本は4大ビール会社だが、チェコは5大メーカーに加え、中小が70社もあるからだ。有名なのはPilsner Urquellだが、その土地の知らない銘柄に出会うと嬉しいものがある。

「これってどこの醸造所かな?」と思って調べてみると、意外と近くにあったりする。すると翌日車を走らせて現地まで行ってみたり、気ままな旅であった。またどこまでも続く麦畑の中に、ある時ホップの畑を見つけた事があった。近付いて車を止め、身近にホップの緑のトンネルを見た時は正に感動ものだった。

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