Tuesday, 18 September 2018

ポーランドの運転マナー

今回のレンタカーはチェコのスコダであった。昔のスコダを想像して、最初は「えっ!」と躊躇したが、乗ってみると全く問題なかった。マニュアル車だったこともあり、一度給油すると1000kmは走った。中欧の道路も、運転マナーがいいのに感心した。中には猛スピードで追い越す車もあるが、大方の運転手は大人しい。事故も一度も見なかったし、罵声もなかった。昨年廻ったバルカン半島の国々では怖い思いもしたので、これはお国柄だろうか。しかし大きなトラックと並走する時はやはり緊張する。特にポーランドの運転手は、体型も一回り大きいから威圧感がある。

そんな先入観があったが、ある日トラックの運転手達が集まるモーテルに泊まった事があった。夕方4時頃だったか、既に一階の食堂では団らんが始まっていた。何組かの集団が、ビール片手に話していた。孤独な仕事から解放されたような感じで、皆いい顔で飲んでいた。そんな姿を見ていると、あの巨大なトラックに少し人間味を感じたのであった。

その日はポークソテーを頼んだ。山盛りのポテトと一緒に出て来たポークだったが、大粒の胡椒がそれも半端でない量掛かっていた。肉を食べているより、胡椒を咬んでいる感じである。「きっとこれは運転手の飯場メシに違いない!」、確かにビールに良く合うし、意外と美味かった。

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