Friday, 6 July 2018

チェンライの電力

救助を待つタイの洞窟は、チェンライの近くだという。タイ北部はラオスとミャンマーと国境を接する、あの黄金のトライアングルと呼ばれる地域だ。経済的には貧しく、山岳民族と呼ばれる人たちが住んでいる。昔、その人達と同じ飛行機で同乗した事があったが、背丈はとても小柄で独特の雰囲気だった。そして何より、この地域の女性は色白で美しい。

そのチェンライから南西に180km程行った所にチェンマイがある。今はどうか分からないが、随分前に通っていた時は、バンコックと違って田舎の風情がある町だった。人々は暑い日中を避け、夕方になると活動し始める。夜店は賑やかで、多くの観光客で賑わっていた。その電力を供給するのが地元のメクワンダムである。山を堰き止め、この地域の電力を賄っているが、実は日本が140億円を出したODA事業である。

今回の事件でイギリス人ダイバーは登場したが、まだ日本の顔が出て来ない。しかしひょっとして、24時間照らし出されている明かりは、そのダムから来ているかも?と期待している。兎も角、何とか救出に漕ぎつけて欲しい。

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