Sunday, 7 January 2018

萩田さんの南極走破

冒険家の萩田奏永さんが、南極の無支援走破に成功したという。50日間で1130Kmを、100Kg近い重さのそりを引きながら歩いたらしい。南極は勿論行った事がないが、一日20Km進んだ計算になるから物凄い事だ。しかも厳寒の地である。

そのニュースを聞いて真っ先に思い出しのは、あのシベリアからインドまで歩いた男の話である。氏はポーランド人で、第二次大戦の時にシベリアに抑留された収容所から6500Kmを歩いて脱出に成功した。その物語は「脱出記(原題:The Long Walk 1957)」として出版され今まで2度読んだ。ゴビ砂漠やヒマラヤも越えるスケールの大きも沙流事ながら、歩き続ければ必ず(英国の)インドに出れるという信念と勇気に、読む度に元気を貰う本である。

今回の萩田さんの成功も、本が出れば読んでみたい。

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