映画「Navy SEALs(原題:Renegades)」が日本でも公開された。早速見に行ったが、映画館はガラガラだった。あまりに娯楽が多いせいなのだろうか?
物語はユーゴ紛争で、NATOで駐留するアメリカ軍特殊部隊の話だ。ルーブル博物館からナチが移送した金塊がバルカン半島の何処かに移送された。それを生き残った末裔の娘が探すのだが、中々良く出来ていて飽きなかった。やはりナチと金塊、それにバルカンが組み合わさるとエキゾチックな神秘性が増す。特に当時のサラエボが出てきたのは見ってしまったり、悪役はやはりセルビアなのか?と思ったりして兎に角楽しめた。
Navy SEALsらしく、舞台はバルカンの湖中であった。ダムを破壊して沈められた村の中に眠る金塊をダイバーが引き上げるのだが、一体そこは何処なのか?見終わってから撮影場所が気になったのでを色々調べてみたが、結局分からなかった。この手の話はフィクションがいい。典型的なのは「ナヴァロンの要塞」に代表されるアリスティア・マクリーンの作品だ。リアルな現実を物語化してからこそ楽しめるというものである。後編があれば是非作って欲しい作品だった。
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