あれは森友事件の頃だったか?、テレビの解説者が「安倍さんと籠池さんは飲んできた水が違うんですよ!」とコメントしていた。それは初めて聞く言葉でとても印象に残った。正直そういう表現があるの?と、そのジャーナリストに敬意を表したが、竹を割ったような一語に霧が晴れた気がした。
その安倍さんだが、今回のゴルフ外交は彼らしい演出で良かったと思う。一度は行ってみたい霞が関CC、ハンバーガーで迎えて時差解消に軽くラウンドする、そのパーフォーマンスは中々出来るものではない。強いて言えば9ホールは中途半端だった。肩の力が抜けてアドレナリンが出て来るのが後半9ホールだからだ。トランプさんは自身が所有するコースを沢山持っているが、多分日本でゴルフをやるのは初めてではないか?日本のゴルフ場の微に入り細に入る整備魂を感じて頂いただろうか?
ゴルフはトランプさんの言う通り、仕事をするよりよっぽど相手が分かるスポーツである。パットを外すと大きなジェスチャーで残念がる人は多くが初心者である。逆に同伴者の110%のショットを見抜いてエールを送る人は練度が高い人である。ゴルフは嫉妬や他人の詮索など、人の本性が出るスポーツだ。そのためもう一度廻ってもいいかな?と思える人は5人に1人位だ。安倍さんとトランプさんもそういう関係になって欲しいが、所詮人の世界、本性がぶつかると何が起きるか分からない。そのトランプさんは今日隣国の韓国に移った。そこの晩さん会は竹島の海老と元慰安婦だったと聞いて驚いた。気持ち悪くなるプロトコールだし、それは正に飲んでいる水が違う人がやる事だった。折角、ゴルフで高揚したのが汚された気分になった。
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