Saturday, 18 November 2017

ジンバブエの少女

最近ジンバブエでクーデターがあった。37年間も独裁していたムガべ大統領が失脚したらしい。勿論そんな国に行った事はなく遠い世界の話であるが、実はちょっとした縁がある。

若い頃に途上国支援に興味があった関係で、フォスタープランに協賛していた。毎月2000円か3000円かを寄付し、途上国の恵まれない子供の里親になる制度である。申し込むと暫くして「貴方の子供です!」という連絡があった。それがジンバブエだった。確か15歳の少女で父親が姿を消して経済的に困っていた。そこには英語に翻訳した本人の手紙と写真が添えてあった。支援したのは23年だっただろうか、いつの間にか途絶えてしまった。正直あまり支援しているという実感はなかったからだ。

もう一つは、映画「ワイルドギース」である。こちらの方がより身近だが、今の大統領が誕生する前のローデシア(ジンバブエの前身)で、英国の特殊部隊が隔離されていた主導者を救出する物語である。リチャード・バートンや007のロジャー・ムーアが出ていて、何度見ても飽きない映画である。当時も貧しく治安が悪かったが、40年以上経った今でも一人当たりGDPは$2000というから、当時の毎月2000円($20)は凄い金額だった訳だ。ひょんな事でそんな事を思い出した。

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