Wednesday, 15 November 2017

ステンガンとM16

アメリカで又銃の乱射事件があった。暫く前にラスベガスで大きな事件があったばかりだった。アメリカに住んだことがないので何とも言えないが、様々な人種と貧富の格差があるので自身を守る銃がやはり必要なのだろうか?確かにある日から丸腰になれば、江戸末期の刀狩でないが、寒々しいものがあることは想像できる。だからと言ってこのまま放置すれば、事件は後を絶たない。

その銃だが、今まで2回撃ったことがある。一度はワシントンDCのペンタゴンの地下である。射撃練習場みたいな施設があって、おカネを払えば試射出来た。確かコルトみたいな拳銃だったが、物凄い音と衝撃を覚えている。もう1回はベトナムである。アメリカ軍が残して行った武器を観光客向けに使わせる施設だった。中にはバズーカ砲や戦車の重機銃もあったが、試射したのは英軍が第二次大戦の時に使ったステンガンという軽機関銃と、米軍がベトナム戦争で使ったM16というカービン銃である。

ステンガンは弾倉が横に付いていて、発射音がタッタッタと静かなのが特徴である。一方M16は単射でも連射でも可能で、200m位先の的に真っ直ぐ飛んでいった。どちらもまるで曳光弾のようで、弾って目で追えるんだ!とその時思った。

テキサスを2週間掛けて廻った時、銃の看板があった。銃が正当化されている地域の印かと思って写真に収めたが、こちらはテキサス独立の観光ルートの意味だったようだ。それにしても辺りは未だに西部開拓史の時のような砂漠が続く荒野である。アメリカはまだそんな人気のない場所が多い。これを規制しろと言っても、田舎は中々難しい気がする。

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