今週、4カ月前に東名高速で追突されて死亡した夫婦の事故結果が発表された。言いがかりをを付けた男が高速道路で前に入り停車、車から降りてヤクザ紛いをやっている内に、後ろから来たトラックが衝突した事が判明した。普段、良く高速道路を使っている者にとって、それはとても他人事ではなかった。数年前にやはり同じような目に遭ったことがあった。それは関越道だったが、全く脈絡はない中、邪魔する意図を以て絡んできた車がいた。幸いいつの間にか離れたが、常軌を逸している輩は怖いものだ。
しかしこんな事は滅多にない。海外でも随分運転したが、似たような経験は殆どなかった。唯一この夏のスロベニアの山奥だったか?一車線の登り車線でトラックがパッシングを掛けて来た。時速は60Km程で凡そ追い抜ける状態ではなかった。それもくねくね曲がる山道だ。しかしトラックはその内に並行して走るようになり、クラクションを鳴らし前に入れろと強行し始めた。逆方向から車がくればお互い一瞬で終わりのシーンだったが、すかさずブレーキを踏むとスッと前に入って九死に一生を得た。未だに何故あんな事をされたのか分からない。
それ以外は怖い思い出はなかった。切れる処までは行くのは日本ならではなのだろうか?フランス人のドライバーが怒るとハンドルを離すことがある。それは相手に抗議する時に、オララー!と両手を挙げて叫ぶ習性があるからだ。それを高速道路でされると参ったものではない。また「お前は馬鹿だ!」の仕草は、右手の人差し指を自身の頭に向けピストルのネジのようにクルクル廻す仕草もある。どちらも危ないが、所詮コミカルに感じる。
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