夏だと言うのに、意外な処でスキーの話題で盛り上がった。あのバブルの絶頂期だった1987年の映画「私をスキーに連れてって」を巡り、昔のスキー愛好者が当時を振り返った。
映画は、舞台の志賀高原から万座までを車とスキーで夜間に横断するストーリーである。昔からリフトを掛ければ広大なスキー場になるのに!?と誰もが思っていたが、未だ実現していない。そんな夢を、今から30年も前に(映画とは言え)叶えたホイチョイプロの馬場康夫さんって凄い!という評価で一致した。当時若かったSさんは、この映画が契機で、トヨタのセリカGTを買ったという。一重に女にモテたい!の一心だったと言う。映画ではそのセリカで出発する時に、雪に触れ地面の温度を確認するシーンがある。それが何とも自然で格好いい!と共感する。意外だったのは、可憐な原田知世より鳥越マリを好む輩が多かったことだ。こればかりは聞いてみないと分からない。
谷越えをする夜間に使ったバックパックのランプも凄かった。今でもあれを軽量化すれば使えるし、何よりセンスのいいウェアであった。ユーミンの「サーフ天国、スキー天国」を聴きながら、金曜日の夜に関越道を北に向かえば当時が蘇る。あの時代は皆に異常な元気があった。
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