それもそのはず、農耕民族はジッとしているのが一番だからである。良かれと思って撃って出ると大体失敗する。それは狩猟民族との大きな違いである。それを良く表したのが、例の毛沢東の主治医が書いた「毛沢東の私生活」である。今でも息が詰る当時の雰囲気が伝わってくる。
それは、生き抜くには他人の嫉妬の中で、柳のように流れに身を任せる姿勢が如何に大切かを教えてくれる。結局はチーズなど探しに行かなかった人達が生き延びて、その子孫が今の中国を担っている。毛沢東は今でも天安門の上から見下ろしているから、その風土は今も昔も同じだろう。
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