Saturday, 22 April 2017

加山雄三の80歳コンサート

80歳を迎えた加山雄三さんのコンサートに行ってきた。5000人の会場は一杯で、改めて信者が多いことに驚いた。例によって多くのアーチストからの祝辞が寄せられた。タモリ、さんま、八代亜紀、谷村新司・・・、黒柳徹子さんが「マイ・ウェイを歌う時は特に声がいいのよね!」と言っていたのは確かにそうだし、水谷豊さんが「未だにレストランでは二人分を平らげる」大食漢を披露していた。

加山さんは歌も沙流事ながら、俳優業は地で行っている素人さがいい。若大将シリーズはその最たるものだったが、三船敏郎と共演した「赤ひげ」で演じた若医者役が良かった。これから役者で生きて行く気持ちが伝わってきた。そして何故か軍服が似合う人だった。祖父が軍人だったせいだろうか、今回も海の写真が沢山披露されていた中に、海兵帽姿がとても嵌っていた。芸能人にならなければ、商社のサラリーマンや海自で大成した気がする。

コンサートでは、故岩谷時子さんの事をしみじみと語っていたのが印象的だった。「この人が居なかったら今の自分もなかった」と、岩谷さんとの思い出話に花が咲いた。改めて詩の力って凄い!と思った。家を整理していたらその岩谷さんの未発表の歌詞が出て来たと、それに曲を付けて披露していた。中々いい夜になった。

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