Sunday, 1 January 2017

ダンロップのラケット

年の初め、今年こそは優勝と、テニスラケットを7年振りに新調した。時は代われど、ラケットはいつもウィルソンである。今のモデルは錦織選手も使っているBurnである。そして張るガットは何と言ってもバボラ(Babolat)である。バボラは、今ではラケットの人気ナンバーワンになったが、元はガットの専門店だった。新しいラケットとガットで打つボールは音が違う。勿論球筋も異次元だが、その感触が何とも言えない。

ところでラケットの老舗と云えば、昔はダンロップ(Dunlop)であった。あのマッケンローや古くはロッド・レイバーが愛用していた。日本のフタバヤのウィニングショットが角ばっていたのに対し、支える部分が丸くて持ち易かった。当時は中々高くて手が届かなかったが、ある時バイトしてやっと買えた記憶がある。

そのダンロップだが、今では普段使うボールの代名詞になっている。ブリジストンなと使うものならひんしゅくである。たた気が付かなったが、もはや其の名のラケットは売っていない。聞くとスリクソン(Srixon)になっているという。どうやら住友ゴムがダンロップを買収した際に、日本国外ではダンロップ名の商標が使えない契約だったようだ。そこでトヨタのレクサスみたいに、ブランドをスリクソンにしたようだ。スリクソンはゴルフのボールメーカーだと思っていたが、実はダンロップだった。ひょんなことで、スポーツ用品の最新事情を知った

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