Monday, 12 December 2016

シングルスの逆転負け

先日、久々にシングルスのテニストーナメントに出てみた。第一試合はボールを拾いまくり、2時間の接戦を制した。次はシード選手との二回戦であった。最初のセットを取ったが次を取られ一進一退のゲーム運びになった。そして迎えた最終セットはタイムブレークの中、リードしながら何度かマッチポイントを握った。しかし結局逆転され敗退してしまった。

その時は頭が真っ白だったが、時間が経つにつれ次第に思い当たる事があった。そう言えば、ボールを打ちながら翌週の事を考えていたな?。「もしも勝ったら、翌週に予定しているイベントをキャンセルしなければならないけど、どうしよう?」。正に要らぬ皮算用だった。

邪念は自分だけかと思っていたら、Yさんは翌日の演奏会のことを、Tさんは夕方に予約していた店の二次会で歌う曲の事が頭を巡ってきたという。所詮はアマチュアだから、普段の生活が入り混じってしまう。それにしても負けた相手は結局優勝した。あの時踏ん張っていれば金星だったのにと、時間が経つにつれその悔しさが募るのであった。

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