その群馬県だが、本州のヘソにあってはいささか寂しい地域である。高い山もないし海にも面していない、あるのは小高い小山と狭い農地である。その変哲のない風景は刺激がなく、好きになれない。
特に赤城山近辺は辺鄙な場所である。今ですらそんな感じだから、「赤城の山も今宵限り・・」の国定忠治の時代は、さぞかし寂しい場所だったのだろう。破落戸をやっても、余りカネにはならなかったのではないか。
そうは言っても、温泉を求めて昨年は赤城温泉、今年は藪原は藪原の一軒宿を訪れた。どちらも周囲は夕方になると真っ暗で、正に陸の孤島であった。さぞかし閑散としているのだろう?と思ったが、近所の人で適度に混んでいた。それにしにしても、東京から見れば大阪や名古屋以上に遠い感がある。
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