ダン・ブラウンの三作目、「インフェルノ(Inferno)」を見た。冒頭からトム・ハンクス扮するラングドン教授が出て来て追われている。目まぐるしい展開に、何が何だか分からない。前日の酒が残っていたせいもあって、頭が痛くなってきた。例によって、イタリアの歴史建造物を舞台にした謎解きは面白いが、一体誰が何にために戦っているのか殆ど分からないまま進行した。
ただ相変わらず舞台は華やかで楽しめた。イタリアのフィレンツェから始まりベネチアに移り、最後はイスタンブールの地下で終わる。今回はダンテの神曲がテーマだったが、ちょっとした教養があれあば、同じような仕掛けを作れる気もした。また前回の「天使と悪魔(Angels and Demons)」は原爆、今回は細菌が脅威だった。分かり易くていいが、折角歴史を深堀しているのだから、パンドラの箱を開けるような仕掛けがドキドキする。
最近は映画付いていて、ボーンシリーズの5作目「ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)」も見た。こちらも同様に、余りにも早すぎる展開に着いて行けなかった。未だに一度ではストーリーが理解出来ない。
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