Saturday, 26 November 2016

カストロとキューバ危機

キューバのカストロ元首相が亡くなった。冷戦時代を含め、20世紀の歴史証人みたいな人だった。先日、アメリカとの国交が回復して本当に良かった。あのままだったら、共産主義の化石になっていただろう。

思い出すのは何と言ってもあのキューバ危機である。ソ連の核弾頭をキューバに配備し、核戦争が一触即発であった。彼がOKを出していたら、アメリカの首都は勿論、今のキューバもなかっただろう。

当時のアメリカ大統領はJ.F.ケネディーである。そのケネディーが暫くして暗殺された。犯人はオズワルドと言われているが、流石今では信じる人は皆無である。いくつかの仮説の中にカストロ主犯説もあった。キューバ革命を阻止しようと、CIAが暗躍した反目である。しかしそれも今となってはおかしな話である。何年か前にダラスの暗殺現場を訪れた時、それを肌で実感した。色々あるかも知れないが、世界を救った彼は偉かった!と思いたい。

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