いつもは新幹線で通り過ぎてしまうが、時間があったのでローカル線に乗ってみた。琵琶湖線から米原で東海道本線に乗り換え、名古屋まで出るルートである。途中、彦根で下車した。前回来た時は入れなかった彦根城を一度見てみたかった。
夕方の薄暗い中、石垣を登ること数分、辿り着くと城は思ったより小さかった。それでも階段は急勾配で、ベルギー人一行とフーフー言いながら必死で上がった。天守閣から見下ろした琵琶湖は、当時の面影を忍ばせた。築城は1622年というから、かれこれ400年なる。タクシーで駅に戻ったが、運転手が「この辺の観光地と言えば、彦根より長浜です!」と言っていたのが気になった。
して米原から大垣を経て名古屋に向かった。途中、関ヶ原駅で電車が止まった。辺りは山に囲まれた静かな一帯だが、古戦場の名を冠した駅があるとは知らなかった。とても徳川、石田両軍合わせて15万人が剣を交えた場所には見えない。ただネットで調べてみたら、当時を語るスポットが盛り沢山だという。次回は是非訪れてみたい場所になった。
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